もともと富士通は、Oracle DatabaseをOEM製品として扱うなど、Oracleとはそれなりに深いパートナーシップを結んでいた。とはいえ、SAPのソリューションを持っていたり、独自のデータベース製品であるSymfowareを持っていたりもするわけで、かつては他のOracleのパートナー企業と同様、適度な距離感を保った関係だった。それが一変したのが、OracleによるSun Microsystemsの買収。SPARCプロセッサの開発でかなり深い関係を築いていたSunが買収されたことで、結果的にOracleとの関係が一気に深くなる。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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