本連載では、Oracle Database 11g Release2のインストールと初期設定手順をステップ・バイ・ステップで分かりやすく解説します。初心者の方でも簡単にインストールができるよう、GUIを使用した手順を中心に構成しています。
Oracle Databaseのインストールはむずかしくない!
Oracle Databaseのインストールは、バージョンが新しくなるほど簡単になっています。Oracle8iでGUIのインストーラが提供され、その後Oracle9i Databaseで日本語表示に対応しました。
さらにOracle Database 10gでは今や伝説となったガッツ石松氏と猿のモモちゃんによるインストール対決が行われるなど、データベースとしての機能と共にインストールの手軽さも進化を続けてきました。最新のOracle Database 11g Release2では、インストールに必要なOSの設定を自動的に行ってくれる機能まで実装されています。
今や誰でも簡単にインストールできると言っても過言ではありませんが、ただインストールすれば良いというものではなく、実際にデータベースが使えるようになるまでにはいくつかの初期設定が必要です。
本連載では、Oracle Database 11g Release2のインストールだけではなく、データベースが使えるようになるまでの初期設定を含めて詳しく解説します。
実際に使用するコマンドや画面はもちろんのこと、現場のノウハウも交えながらステップ・バイ・ステップで解説しますので、初心者の方でも心配ありません。
アシストの新人教育にも使われている手順なので、安心して読み進めてください。
第1回目となる今回は、Oracle Database 11g Release2のインストール手順について解説します。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
岸和田 隆(キシワダ タカシ)
株式会社アシスト データベース技術本部 データベース・エバンジェリストアシスト入社後、Oracle Database の研修講師、フィールド・ サポート、新バージョンの検証を経て、2007年 自社ブランド 「DODAI」の準アプライアンス製品の企画・開発、2009年 PostgreSQL、2011年...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
-
関 俊洋(セキ トシヒロ)
株式会社アシスト データベース技術本部 データベース・エバンジェリストデータベース・システムの構築や運用トラブルの解決といったフィールド・サポート業務を経験し、その後は新製品の検証やソリューションの立ち上げに従事。現在はデータベースの価値や魅力を伝えるための執筆や講演活動を行っている。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア