「WebFOCUS」は、経営層から現場の業務担当者まであらゆるユーザが全社規模で幅広く情報を活用するための仕組み「オペレーショナルBI」実現するツールだという。また、社内での情報活用だけでなく、顧客やパートナーまで情報の提供先を広げ、企業が情報活用によって顧客満足度の向上や競合他社との差別化を図ることができる「カスタマー・ダイレクトBI」を新コンセプトとして掲げ、より幅広い分野での情報活用基盤構築を支援するとしている。
バージョン8では、新たにHTML5に対応し、開発時に作成した1レポートをiPadなどのタブレット端末やスマートフォンなどあらゆるデバイスに配布可能な「ワンソース・マルチデバイス」を実現したという。また、自由検索機能を提供する「インフォアシスト」は、より複雑なレポートやグラフを作成するために機能強化されたことに加え、ユーザ自身が必要なレポートを組み合わせ美しく洗練されたポータルとして活用できるポータル機能も強化されたという。
さらに、セキュリティ面でも、リポジトリ・データベースによる管理となり、リポジトリ内のすべてのリソースに対してロール・ベースによるアクセス制御が可能になるなど、「WebFOCUS」を利用した情報活用環境が改善されたとしている。