IT業界の秋は、イベントのシーズン。先々週は、Salesforce.comのDreamforceがあり街はブルーに。今週はOracle OpenWorldが開催され、サンフランシスコの街中がOracle Redに染め上げられている。現地時間の9月30日、日曜日の夕方のキーノートだというのに、多くの参加者が集まったのは、早くもCEOのラリー・エリソン氏が登壇するからだろう。エリソン氏は、セッションの冒頭、富士通との協業で開発が進められている次世代のAthenaプロセッサについて触れ「来年の今頃には、Oracleの機能を載せたAthenaサーバーを発表する」と言う。これが実現すれば、プロセッサレベルでハードウェアとソフトウェアが融合された、新たなエンジニアドシステムが完成することとなり、それはさらなる高性能なマシンが登場することを意味する。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア