先週のバレンタインの日、サイボウズが2012年12月期の決算および事業説明会を開催した。16期となったこの期から、決算時期を1月末から12月末に変更している。その理由の1つが、今後の海外進出を考慮すると、欧米企業で一般的な12月末決算にしたほうが都合がいいから。つまりは、サイボウズの青野社長、海外へのビジネス展開が確実に視野に入っているわけだ。あまり元気のない日本のIT業界において、なんとも頼もしい存在と言える。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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