真野 正氏が語る「ビッグデータ時代に知っておくべきデータ活用ポイント」
ビッグデータはバズワードと言われながらも、企業の情報システムでも日常的に語られてきた。しかし現実に取り組んでいる企業はまだまだ少ないのが現状。活用が進んでいない原因を探ると、実は企業内情報システムに問題があるのではないか。企業内情報システムとビッグデータ処理系システムとはいかなる関係にあり、企業内情報システムのデータベースとして備えておくべきことは何か。
このような課題に対して基調講演では、データアーキテクトの真野 正氏が「ビッグデータ時代にデータアーキテクトとして知っておくべきこと」をテーマに語る。
基調講演では、ビッグデータの背景技術として、CAP定理、NoSQL、DBMSの種類(RDB、Key-Value、カラム指向、ドキュメント指向)、Hadoop、大量データ並列処理、統計解析について整理し、基幹系、情報系システムでのデータ遮断、マスターデータ管理、データ品質などについて解説。その上でデータ品質と活用の条件、組織や人材についての課題を掘り下げてくれるだろう。長年DBの設計に携わってきたプロの立場からの、実践的な話に期待したい。
また、真野氏は、DB設計やモデリングに関する多くの著作で知られる。当日は真野氏の著書も来場者10名に抽選で進呈される予定だ。
エンバカデロの考えるデータガバナンス
エンバカデロは、データベースの開発、運用とアプリケーション開発を支援するツールベンダ。今回のセッションでは、製品の概要ではなく、データガバナンスについての基本的な考え方とプラクティスについての紹介となる。メタデータ管理、インフォメーションマップの作成と活用がデモも交えて解説される予定だ。
今回のエンバカデロのセミナーは、データベースの設計や構築に関わるエンジニアと、データマネジメント、データ活用について検討するマネジメントの立場の両方の方々にお薦めしたい内容である。
・「ビッグデータ時代の実践的データ活用」セミナー
・主催 エンバカデロ・テクノロジーズ
・日程 2013年2月27日(水) 13:30~16:45 (13:15 受付開始)
・会場 NSスカイカンファレンス(新宿NSビル30階) ルーム1
・参加費 無料(事前登録制)
・登録Webはこちら