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■第6回

 前回は、組織を取り巻くリスクを明らかにする「リスクアセスメント」について説明しました。これまでの回で説明した通り、情報セキュリティ対策を実施するには、組織を取り巻く情報セキュリティ上のリスクにどんなものがあり、それによってどのような被害や影響が発生する可能性があるのかを知らなければなりません。そのためにリスク分析が行われ、その結果から情報セキュリティ対策が決定されるのです。今回は、その情報セキュリティ対策の種類や機能、選択時の考慮点について解説いたします。

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この記事の著者

株式会社ラック 長谷川 長一(カブシキガイシャラック ハセガワ チョウイチ)

株式会社ラック セキュリティアカデミー  プロフェッショナルフェローソフトバンク、日本ユニシスを経て、現職。情報セキュリティコンサルティング、情報セキュリティ監査業務を経て、現在は主にセキュリティ教育業務を担当。政府機関やIT資格団体等の委員も務めている。主な所有資格は、CISSP。主な著書(共著)は、「情報セキュリティプ...

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