SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZine Press

HPがインド・ムンバイから「新しいITスタイル」を発表


 HPは新しいITの技術のトレンドとして“New Style Of IT” というコンセプトを掲げている。7月2日にインド・ムンバイで開催された「HP World Tour」の一環である「APJメディアサミット」の初日では、このコンセプトにもとづくHPの新たな製品、サービスとアジア・パシフィック地域の事例が発表された。

トラディショナルITからニュースタイルITへ

 急発展を遂げるインド・ムンバイ。街中は車がひしめき、クラクションの音が絶えず、喧騒とエネルギーの渦巻く都市だ。市街から離れた北部、空港近くのグランド・ハイアット・ムンバイで、HPの発表はおこなわれた。

 HPが今回の発表で繰り返し提唱するのは「New Style Of IT」。現在のITの重要分野である、ビッグデータ、モビリティ、アナリティクス、セキュリティを企業のイノベーションのエンジンと捉え、戦略とロードマップを設定していくことだという。

 「HP自身がこれまで、PC、RISCプロセッサ、プリンター、最近では高密度なサーバーであるMoonshotなど、数多くのイノベーションを生んできた企業。今年75周年を迎え、転換点に立ち、イノベーションのエンジンをさらに強化していく」

 冒頭、そう語ったのはアジア・パシフィック&ジャパンのシニアバイスプレジデントのジム・メリット(Jim Merritt)である。

ジム・メリット
“ジム・メリット”

 もちろん、New Style Of ITと同じようなコンセプトを提唱している企業は多い。IBMのSMACS(Social Mobile Analytics Cloud Security)やIDCの「第三のプラットフォーム」なども同じような考え方だといえるだろう。こうした流れは、エンタープライズITそのものが、従来の企業のサーバー中心のシステムから、インターネットを通じ、より社会とコンシューマーと融和し変化を遂げていることを捉えている。その中でもHPの特色は、多様なハードウェアにフォーカスを置いているところだ。

 ジム・メリットは従来のITからの変化の方向性として、「サイロからハイブリッド」「複雑性から集約性」「CAPEXからOPEX」などのキーワードで整理した。

New Style Of IT
“New Style Of IT”

次のページ
2020年までのマシン・イノベーションのロードマップ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

京部康男 (編集部)(キョウベヤスオ)

ライター兼エディター。翔泳社EnterpriseZineには業務委託として関わる。翔泳社在籍時には各種イベントの立ち上げやメディア、書籍、イベントに関わってきた。現在は、EnterpriseZineをメインにした取材編集活動、フリーランスとして企業のWeb記事作成、企業出版の支援などもおこなっている。 ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/5986 2014/07/07 12:45

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング