SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

IDC、IT市場動向「システム構築のパラダイムシフトが起きている」

 IDC Japanは6日、国内製品別IT市場動向について発表した。2008年第1四半期(1月~3月)の調査時点で、2008年の国内IT市場規模は、前年比2.4%増、12兆8,934億円に拡大すると予測している。

 米国景気の減速と、それに連動する新興国成長の陰りによって外需依存度の高い日本経済は景気減速の傾向が強まっている。ただし、国内IT市場では内部統制のニーズを背景として、コンプライアンス、セキュリティなどのソリューションへのIT投資が市場を牽引。引き続き成長路線を維持すると予測している。

 その中でも特に、パッケージソフトウェア市場の成長が顕著となっている。同レポートでは、同市場の規模について、2008年は前年比5.9%増、2兆5,384億円、2009年は前年比4.9%増、2兆6,640億円と予測している。

 この背景には、SOA(サービス指向アーキテクチャ)ベースのパッケージアプリケーションソフトウェアの増加に伴って、システム構築方法が従来の「カスタムアプリケーションによる構築」から「パッケージ活用の構築」へ変化していることが関係していると同調査は指摘している。

 IDC Japan ITスペンディング/セキュリティ/ユーザー調査/PCsのグループディレクターである和田氏は「システム構築方法の変化が加速している。既存資産の有効利用とパッケージソフトウェア活用の両立の鍵を握るSOA技術に注力することが重要である」と分析する。

 同レポートは、2008年第1四半期(1月~3月)におけるIDCの国内IT市場調査結果に、同時期の国内経済環境、IT製品の市場動向などを分析を加え、エンドユーザー投資の観点から国内製品別IT市場を製品セグメント別に2007年の実績、および2008年~2012年の予測を行ったもの。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
この記事の著者

緒方 啓吾(編集部)(オガタ ケイゴ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/638 2008/08/12 10:48

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング