SecureNaviは、経済産業省が主導する「サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度」(以下、SCS評価制度)における★4の第三者評価を担う「評価機関」の立ち上げを支援するコンサルティングサービスの提供開始を発表した。
制度開始にともなう評価ニーズの増加に対応
SCS評価制度は、サプライチェーンを構成する企業のセキュリティ対策状況を★3~★5の共通尺度で可視化し、取引先間で確認できる状態をつくる制度。経済産業省が2026年3月27日に制度構築方針を公表し、IPAが制度の運営を担うことになる。
★3は専門家の確認をともなう自己評価、★4は評価機関による第三者評価(文書確認・実地審査)に加えて、技術検証が行われる枠組みが想定されている。
SecureNaviが2026年7月に実施した調査によれば、回答企業252社のうち半数以上が★取得を予定・検討しており、うち約4割はすでに要求事項の分析や取得準備に着手しているとのことだ。

こうした取得ニーズの拡大にともない、★4の第三者評価を担う「評価機関」に対するニーズも今後拡大していくことが見込まれるという。一方、評価機関の立ち上げには、制度要件の理解や体制・文書類の整備など専門性の高い準備が必要であり、評価機関としての指定後も、定期的な更新やサーベイランスへの対応が求められるとのことだ。SecureNaviは、評価機関への新規参入を支援することで、制度の健全な普及に貢献すると述べている。
「SCS評価制度・評価機関立ち上げ支援コンサルティング」の概要
評価機関の立ち上げは、ビジネスモデルの整理から申請・審査まで、専門知識を要する一度きりの業務だという。同社は、ISMS認証・プライバシーマークなどのセキュリティ第三者認証領域における知見と、SCS評価制度の制度検討に関わってきた経験をもとに、立ち上げに必要な作業を支援するとのことだ。
なお、同サービスの支援対象は「評価機関」への参入であり、技術検証事業者・研修事業者の立ち上げ支援はサービスの範囲に含まないとしている。
評価機関の立ち上げ手順
- ビジネスモデルの整理
- 評価機関向け要求事項の理解
- 体制・要員の整備
- 文書類の整備
- 評価手順の整備
- 申請・審査
2つのプラン
1. アドバイザリープラン
評価機関の立ち上げプロジェクトに対し、専門家が定期的な打ち合わせや質問への回答を通じて、制度・要求事項の理解から体制整備、申請・審査までを助言。顧客側が主体となってプロジェクトを進めるプランだという。
主な範囲
- 定期的な打ち合わせへの参加(月2回を基本に相談)
- 制度や評価機関向け要求事項に関する助言
- 体制、規程・文書、評価手順に関するレビュー
- 申請・審査に向けた論点整理
- メール・チャットによる問い合わせ対応
※PMO業務、文書作成などの実務支援は含まない。
2. 実行支援プラン
評価機関の立ち上げチームに参画し、専門家がPMOや文書整備、業務設計などの実務を担うとのことだ。
主な範囲
- プロジェクトマネジメント支援
- 規程・文書類の作成支援
- 評価業務の手順設計
- 申請・審査に向けた関係機関との照会・調整支援
- 打ち合わせへの参加、問い合わせ対応
- 支援範囲に応じて個別に見積り
※制度運営機関への最終申請者、および対外的な意思表明の主体は、常に顧客となる。SecureNaviは調査・設計・作成支援を担い、法的な当事者とはならない。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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