z SystemsこそがIBMを象徴するもの
「IBM zNext 2015」の後半のセッションでは、まずは長年z Systemsを活用しているユーザーの事例がリレートーク形式で紹介された。みずほフィナンシャルグループにおけるz Systemsの活用事例を紹介したのは、みずほ情報総研 銀行システムグループ共通インフラ事業部第1部 部長の川島 修氏だ。「One MIZUHO」というスローガンを掲げるみずほフィナンシャルグループ。それを支えるIT戦略とIBMのIMS、DB2を含むz Systemsの方向性が一致しているとのことで、今後もOne MIZUHO実現のためにさらなるIBMのサポートを期待していると語った。
ビッグデータのリアルタイム分析領域で、今後z SystemsおよびIBM DB2 Analytics Acceleratorの活用を検討しているのがビデオリサーチだ。同社のインタラクティブ事業戦略室・課長補佐の田村 玄氏は、メインフレームに蓄積されているデータを、メインフレーム担当者を介さずにユーザーが自由にリアルタイム分析できる環境の実現に期待を寄せた。
亀田医療情報 代表取締役社長の塚田 智氏は、病院、医療の分野におけるz Systemsの活用について紹介した。z Systemsには医療分野が求める高機能、高性能、高信頼性があり、塚田氏にとってはz Systemsは最先端のITプラットフォームだと。そしてz SystemsにはIBMの最先端、最高峰のものが詰まっており、z SystemsこそがIBMそのものだとも言う。