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TEXT関数を利用して日付セルの隣に曜日を表示させる方法を紹介します。
概要
以下のようなタイムシート表において、日付の隣に曜日を表示させるためには以下の2つの方法があります。
- 同じ日付を入力してセルの書式設定で曜日だけを表示する
- TEXT関数を利用してその日付から曜日を求める
前者の方法では、日付セルにリンクする方法で数式を入力し(例:「=A2」)、セルの書式設定ダイアログボックスからユーザー定義を使って、曜日だけを表示するように設定する必要があります。こちらは、少々手間を感じるかもしれません。
しかし、文字列操作関数の一つであるTEXT関数を利用すると、数式バーに直接数式を入力することで、すばやく曜日を求められます。TEXT関数は、引数に指定した値を所定の書式の文字列に変換した結果を返します。
=TEXT(値,表示形式)
「表示形式」の引数はダブルクォーテーションでくくります。曜日の表示形式として有効なパターンは以下の通りです。
表示形式 | 結果 |
---|---|
"aaa" | 水 |
"aaaa" | 水曜日 |
”(aaa)" | (水) |
"ddd" | Wed |
"dddd" | Wednesday |
操作手順
- サンプルファイル「sample.xls」を開きます。
- 曜日を求めたいセルを選択して、数式バーに「=TEXT(」と入力します。
- 日付セル(ここではA2セル)を選択します。
- 続いて、「,"aaa"」と入力して[Enter]キーを押します。
「,"aaa"」と入力して[Enter]キーを押すと曜日が求められた
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- この記事の著者
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小濱 良恵(コハマ ヨシエ)
Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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