
こんにちは。日本マイクロソフトの北川です。8月8日に誕生日を迎え、またひとつ年をとりました。連日暑いというか熱いですね。この記事のための取材に行った日も気温はうなぎのぼりでした。うなぎ食べたいです。さて、連載第1回目の公開は 7月22日でしたが、その2日後の 7月24 日に Power BI が一般提供開始となりました。
Power BI、こんなところが変わりました!
英語だった Web ページも日本語化が進み、コンテンツもほぼ日本語での表示となっています。

もちろん、Web ページだけではなく、ダウンロード可能なツールの日本語化も進んでいます。Preview では Power BI Designer という名前で提供していたツールは、Power BI Desktop に名称が変更され、UI も日本語化されました。

また、これまで Power BI Desktop(Power BI Designer)には実装されていなかった PowerPivot におけるダイアグラム ビューに相当するリレーションシップ ビューも実装され、Excel 上の PowerPivot 同様に、ウィザードによるリレーションシップの作成や編集(関連付け)もできるようになりました。
もちろん、リレーションシップをダブルクリックすることで、その詳細を細かく設定することもできます。
また、表現力の面では、使用できるグラフの種類も増えていますし、グラフの色やタイトルのフォント、色、背景色、配置、背景も任意に変更することができるようになりました。


今回は、この一般提供開始された Power BI を使って、実際に飲食店の売り上げデータを可視化してみたいと思います。
売り上げデータを提供していただくのは、飲食店向けソリューションなどを提供している株式会社セカンドファクトリーが期間限定で江の島に出店している「SkyDream Shonan Beach Lounge 2015」です。

江の島東浜海水浴場に位置する SkyDream Shonan Beach Lounge さん。海を眺めながら、フレッシュ フルーツを利用したカクテルや、現地のキッチンで一から調理した唐揚、味噌ラーメン、カレーといった豊富なメニューが楽しむことができます。レトルトでも作り置きでもありませんので、日々の売り上げ管理と、需要予測に応じた柔軟な仕入れが、利益率確保の上では欠かせません。


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北川剛(キタガワツヨシ)
日本マイクロソフト株式会社日本マイクロソフトで Azure を含むサーバー製品を担当するプロダクトマネージャー。 大学時代にインターネットの洗礼を受け、研究室でデータベースを利用したウェブシステムを構築するというきっかけを得たことから、データベースの道に進むことに。現在はデータベースだけではなく、ク...
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