SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

Microsoft アポロ計画 Azure Everywhere パートナーアワード(AD)

先進技術に対するハードルを下げる「Azure 活用アセスメント」――エフエスクリエーション

先進技術に対するハードルをできるだけ低く設定する

 Azure 活用アセスメントを通じて、既に多くの企業がMicrosoft Azureを使ったIoTやAIに大きな可能性を見いだしているという。例えば、とある製造企業に対して設備故障の予兆検知の仕組みを提案した際には、単に「センサーを通じてデータを収集して機械学習にかける」だけでなく、よりユーザーの導入ハードルを低くすべく、独自の工夫を盛り込んだという。

 「センサーから収集した生データをいきなりMicrosoft Azureのマシンラーニングに投入しても、思うような結果は得られませんし、膨大なコストが掛かってしまいます。そこで私たちは、あらかじめマシンラーニングのアルゴリズムに適した形にデータを変換する方法を考案し、実際にそれが動く仕組みをお客さまに体感していただきました。こうして導入のハードルをなるべく低く設定することが、お客さまがIoTやAI活用への第一歩を踏み出す大きなきっかけになると考えています」(豊田氏)

 このほかにも、高価な画像認識装置の代わりに汎用のビデオカメラを使って、安価に工場内の導線分析が行える仕組みや、Twitterのつぶやき内容の分析をMicrosoft Azureのマシンラーニングを使って手軽に行う方法などを考案し、実際に顧客の要望に応じて動かして見せることで、多くの企業がクラウドやIoT、AIを一気に身近なものに感じられるようになったという。

 こうした手法は、まさに同社が重視するフィジビリティスタディーの取り組みそのものだといえる。逆にいえば、同社にとってのコアコンピタンスはフィジビリティスタディーであって、個々の技術要素はそのための道具に過ぎないとも豊田氏は述べる。

 「今はクラウドが私たちのやり方に最もマッチしているのでクラウドを積極活用していますが、現在のクラウド利用の主流であるIaaSの利用だけでは、お客さまにとってのメリットはさほど多くないとも感じています。今後はクラウドも構築指向からサービス指向へとシフトし、SaaSのようなサービスを複数組み合わせて利用する形態が一般的になってくると予想しています。またそうなれば、クラウド間にまたがる共通認証基盤の存在がクローズアップされるはずです。当然、Microsoft Azureもそうした機能を今後強化していくでしょうから、私たちも将来を見据えた上でより有効活用していきたいと考えています」

【関連リンク】

Microsoft Azure Everywhereページ

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
Microsoft アポロ計画 Azure Everywhere パートナーアワード連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)

早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/9165 2017/05/22 06:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング