パッケージソフトを使って開発をする際に、自社の業務をパッケージに合わせて改善するフィッティング型をとるのか、それともパッケージの方を自社の業務に合わせてカスタマイズ型にするのかという問題は、ユーザ企業が開発方針を決定する際、よく頭を痛める問題です。私自身もユーザ企業を支援する立場でそうしたことを検討し、二つの方式の星取表(メリット・デメリット表)を作ったこともあります。フィッティング型なら、そのパッケージが持つ良い業務プロセスを自社の中に取り込むことができますし、カスタマイズコストも抑えることが期待できます。しかし、現状の業務に過不足なく適合し、使い勝手もユーザのレベルに合わせたものを作るとなると、やはりカスタマイズ型の方が有利でしょう。この辺りについてはベンダも色々と提案はしてくれますが、最終的に決めるのはユーザ側です。今回は、そんなパッケージの使用方針を含む開発方針について、ユーザが統一した考え方を持っていなかった為に起きた事件の例です。
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細川義洋(ホソカワヨシヒロ)
ITプロセスコンサルタント
経済産業省デジタル統括アドバイザー兼最高情報セキュリティアドバイザ
元東京地方裁判所 民事調停委員 IT専門委員
筑波大学大学院修了(法学修士)日本電気ソフトウェア㈱ (現 NECソリューションイノベータ㈱)にて金融業向け情報システム及びネットワークシステム...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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