SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Data Tech 2022

2022年12月8日(木)10:00~15:50

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

目指せ黒帯!Oracle Database バックアップ&リカバリ道場

復旧に使えるオンライン・バックアップを取得しよう

データベース・システムの24時間稼働が求められる時代で「コールド・バックアップ」を取得できるケースは少なくなっていると思います。本日のテーマはどのようにして復旧時に確実に使える「オンライン・バックアップ」を取得するかについてです。

意外と多い?「使えない」オンライン・バックアップ

 みなさん意外に思うかもしれませんが、いざという場面でバックアップを使ってリストア・リカバリを実施してデータベースのオープンを試みると、図1のようなメッセージでオープンできないというケースを残念ながらたまに見かけます。エラーの原因はリカバリに必要なREDOログが足りないためです。

図1 データべースのオープンができない例

 この障害復旧ケースをもとにオンライン・バックアップの生命線は「REDOログ」であるという点についてこれから紹介したいと思います。

 全てのデータファイル、オンラインREDOログファイルを消失するような障害発生後に、取得済みのオンライン・バックアップからデータベースを復旧するケースでは、データファイルをバックアップからリストアしたあと、アーカイブREDOログファイルを使ったメディア・リカバリによってすべてのデータファイルで一貫性のとれたポイントを確保する必要があります。先ほどのエラーケースでは、そのメディア・リカバリを行うために必要なREDOログが足りないため一貫性のとれたポイントを確保できずオープンできないのです(図2)。

図2 リカバリに必要なREDOログが足りない

 リカバリに必要なREDOログが足りない理由についてはさまざまで、誤って消してしまった場合や、バックアップ用ストレージの管理者が消してしまった場合、もともとデータファイルのバックアップを取得する際にアーカイブREDOログファイルのバックアップを含められていない場合があります。

 こうしたケースの復旧は一苦労です。まず、データファイルをバックアップからリストアした状態で、データベースを一貫性のとれていないポイントで一旦強制的にRESETLOGS OPENし、必要なデータを論理的に抽出します。その後、抽出した論理バックアップからデータを新しく再作成したデータベースにインポートし、足りないデータについてはアプリから再投入するかあきらめるという復旧方法を取ることになります。

次のページ
オンライン・バックアップのポイントは「アーカイブREDOログファイル」にあり

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
目指せ黒帯!Oracle Database バックアップ&リカバリ道場連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

佐々木亨(ササキトオル)

日本オラクル株式会社 日本オラクル入社から一貫してOracle Databaseの持つ高可用性分野のスペシャリストとして活動。Mission Critical Certified CenterやOracle GRID Centerといったパートナー企業との共同検証の経験を通じて今の土台を築き、現在は...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/9779 2017/09/26 06:00

Job Board

PR

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2022年12月8日(木)10:00~15:50

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング