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執筆記事
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2016/09/21
レガシーモダナイゼーションのためのビジネスルール分離―変革の時代のための基幹システムの姿とは
デジタルトランスフォーメーションを成し遂げることが命題となる中、企業のITにはダイナミックな変革を支える柔軟性とスピード感が求められています。しかし、ビジネスの中核を担う基幹システムが変革を阻む枷となってしまっているケースがあります。従来、基幹システムで最も重視されたのは自社のビジネスを止めないための堅牢性であり、そこに多額の投資が行われてきました。さらにそこには様々な機能が追加され長年使い続けられています。
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2016/08/26
BPMを成功させるためのビジネスルール分離―プロセスとビジネスルールの正しい関係とは
業務プロセスを可視化するための経営手法といえばBPMですが、思ったような成果が出なかったという評価も耳にします。BPMは業務プロセスの改善やイノベーションの糸口を見つけるために取り組むべきものですが、明確に目的を意識しないと、業務プロセスを表現するだけで終わってしまいます。今回の記事では、BPMを真に使える手段にするために、ビジネスルールアプローチがいかに有効かを説明します。
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2016/08/04
デジタル破壊から新しい創造へ、ビジネス変革のための開発とは
デジタルトランスフォーメーションの波が押し寄せる中、ビジネスとITの関係にも新しい形が模索されています。その1つの解として、今ふたたび超高速開発に注目が集まっています。超高速開発というと中には懐疑的な目を向ける方もいるかもしれません。確かにこれを従来のシステム構築ツールの延長としてとらえると失敗の恐れがあるでしょう。その真の目的とは、単なる開発スピードの向上でもコスト削減でもありません。記事では、ビジネス変革ツールとしての超高速開発を解説します。
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2016/07/06
「システム導入したのに改善しない!」にならないために 「BPEC/B-NASS」によるシステム構築
今やシステムは企業活動と不可分のものとなりました。業務改善といえばシステム開発と言っても過言ではありません。しかし、システム開発のおよそ7割は、「導入したのに使われない」「改善されない」という失敗に陥るとも言われています。「数十億円かけてシステム構築を行ったが、業務プロセスとシステム機能のギャップにより、開発から2年が経過してもカットオーバーの目途がついていない」。そんな話は珍しくありません。システム開発においては、業務上の問題点の可視化と抽出ができていない状態でスタートしてしまうと、できあが...
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2016/06/21
意思決定のモデル化がなぜ重要なのか―最新モデリング技法から読み解く、新しい時代のシステム開発
台頭するデジタル破壊を前に、企業はビジネス革新を迫られています。米国ではデジタルトランスフォーメーションが重要なキーワードとしてあげられ、情報システムが担う役割はますます重要になっています。今回から5回シリーズで、「デジタルトランスフォーメーション」実現のための、新規ビジネスモデル開発、業務改善、超高速開発基盤の確立といった概念や具体的な手法について解説します。