受発注処理や重要書類の管理など、紙文書の関わる業務に関して、文書の仕分けや電子化、保管に多大な作業負荷がかかるという課題に対して、キヤノンITSは2012年から「Enterprise Imaging Platform」を開発・販売してきた。
「Enterprise Imaging Platform」は、企業で利用されている業務システムと複合機・ファクスといったオフィスで利用されるデバイスをつなぎ、紙文書に関わる様々な課題を解決する開発プラットフォームとして活用されているという。
今回のバージョンアップでは、システム連携に必要なAPIの強化やシステム稼働に必要なサーバーリソースの軽量化を行い、従来よりもスムーズに、かつ柔軟にシステム構築を行うことが可能になったという。
「Enterprise Imaging Platform」新バージョンの機能強化内容
・システム・デバイス連携機能
- 開発環境としてJava8をサポート。
- Webサービス連携に有効な「RESTful API」のBPELアプリケーション開発をサポート。
- Webアプリケーション開発に有効な「JavaServer Faces 2.2」をサポート。
- キヤノン製複合機によるファクス送信結果を確認できる機能を追加。
・システム構成の軽量化
- 稼働時の必要メモリ要件を軽減。
- セットアップ時にいくつかの機能のインストールを選択可能とした。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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