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NTTデータ、地方公共団体の業務効率化や働き方変革に向けてLGWANを活用したAI-OCRサービスを提供

 このサービスによる手書きの各種申請書類のデータ入力業務自動化と、RPAツール「WinActor」や「WinDirector」によるパソコン作業の自動化を、「WinActor」の「AI-OCRライブラリ」で連動させることにより、地方公共団体の業務時間を大幅に削減することが可能になるという。

 また、LGWANを活用したサービス利用型として提供するため、地方公共団体ごとにAI-OCRシステムを構築する必要がない。これにより、システム構築費用の負担なく、従量制の年額利用料のみで利用できる。

サービス概要

 LGWANを活用したAI-OCRサービスは、NTTデータのクラウドセンター上にAI-OCRを構築する、地方公共団体向けのサービス。クラウドセンターとの接続には、インターネット回線ではなく閉域ネットワークLGWANを使用するため、申請書情報等のセキュリティーも担保される。

 また、オンプレミス型AI-OCRシステムの構築や、パソコンへのソフトウエアのインストールなどの作業は不要。本サービスは、手書きの各種申請書類をスキャンした画像ファイルをLGWAN経由でAI-OCRサービスにアップロードするだけで、自動変換されたテキストデータを、CSV形式で取得できるようになる。なお、本サービスにおけるAI-OCRエンジンは、AI inside社の「DX Suite」を採用した。

 本サービスは、「WinActor」や「WinDirector」などのRPAツールと組み合わせることにより、申請書類の入力から基幹システムでの受付処理まで、トータルに自動化することが可能だという。

 2019年3月の横浜市とのRPAに関する共同実験において、自動化により平均84.9%の作業時間削減効果を確認したことから、地方公共団体の業務時間を大幅に削減することが可能になるとしている。

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