今回の業務提携により、両社は企業のDX推進に向けた人材効率化、ITインフラ運用の品質向上・コスト削減をサポートしていく。
具体的には、両社のセンターを一体的に運用することで、問い合わせ対応から実際のトラブル解決に至るまでをワンストップで対応するようになる。業務ごとのアウトソーシングと比較して迅速に状況把握やトラブル解決などが行えるため、運用品質が向上する。また、両社のセンターで問い合わせ需要の増加にともなう増員などにも、柔軟に対応可能となる。
さらに、企業ごとに異なる運用上の課題に対して、両社のナレッジやノウハウを活かせるので、コストを抑えてアウトソーシングを提供できる。情報システム部門のアウトソーシングを促進し、企業の運用にかかる人員効率化やコスト削減することで、DX推進などの戦略的な業務への人材シフトを実現する。
ほかにも、両社が協力してオペレーターの需要を予測することによって、同ソリューションの提供前から人材を確保するリソースプールを構築し、迅速なアウトソーシングの提供を可能にしている。また、同ソリューションの提供に必要な教育カリキュラムの整備など、採用や教育の面でも協力する。高品質なオペレーター対応を提供するだけでなく、パーソルワークスデザインのアウトソーシングセンターの所在地である宮崎県と長崎県において、未経験者など幅広い人材を雇用し、地域経済の活性化につなげる。