Okta Japanは、ゼロトラストの成熟度を評価する無料アセスメントツールを公開した。
同社が本年7月に実施した調査結果によると、国内のセキュリティ責任者のうち90%が、新型コロナウイルスをきっかけにゼロトラストの確立が優先課題に挙げたという。また、日本でゼロトラスト戦略を実施している組織の割合は80%で、他国と比べて日本の割合が最も高いとしている。
これをふまえて同社は、「アイデンティティを基盤とするゼロトラスト」の成熟度を評価する無料アセスメントツールを公開した。このツールは、18の質問に回答することで、自社のゼロトラストの成熟度を把握することができ、自社がどこまで達成しているのか、今後どのような対策が必要なのかについて知ることができる。
また、他の組織が実装のプロセスを通じて得たノウハウや、どのようなエコシステムと連携することでゼロトラストをさらに強化できるかについての提言も得ることができるという。
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