デロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)とZuoraは、サブスクリプションビジネスの導入を目指す事業者に対する支援体制の向上を目的として、協業体制を強化することを発表した。
今回の協業強化を通じて、従来のサブスクリプションビジネス導入において特に課題とされる導入検討の迅速化、並びに既存システムとの連携、ビジネスの成功に向けたフォローアップ支援のサービスを開始・拡充する。
まずは、必要な投資や課題、導入効果を試算する「サブスクリプション簡易診断サービス」の提供を開始するという。
実際の導入においては、DTCが一貫してビジネス戦略の策定、業務プロセスの設計からシステム導入までを担う。特に、導入における既存システムとの連携を見据えた、システムの全体設計といった構想策定と導入時の課題解決を実現する。
また、サブスクリプションビジネスならではの特徴でもある、ビジネス立ち上げ後の継続的な改善アクションをサポートするためのオファリングを立ち上げ、クライアント企業をビジネスの成功まで継続的に支援するという。
同社は、2020年現在、日本初のZuora認定資格取得者を有しており、新たに10名以上が今年度の資格取得を目標にトレーニングに参画している。
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