デロイト トーマツ コンサルティング、レッドハットおよびヒューレット・パッカード エンタープライズ(以下、HPE)は、1月25日より、デジタル変革支援における協業を開始することを発表した。
本協業では3社の製品・サービスを組み合わせ、企業の迅速なデジタル変革に向けた構想策定から定着までを一貫して支援するとしている。
主な提供サービス
デロイト トーマツ コンサルティングは、デジタルプラットフォーム変革支援サービスとして、構想策定から導入・定着までを視野に入れたコンサルティング・サービスを提供する。具体的には、デジタルプラットフォーム構想策定支援、PoC実行支援、デジタルプラットフォーム要件定義支援、デジタルプラットフォーム構築支援、開発プロセス構築支援サービスを実施するとしている。
レッドハットは、デジタル変革を実現したい顧客がオープン・ハイブリッドクラウドによって提供される一貫性と柔軟性を活かして、ベアメタル、仮想マシン、プライベートクラウド、パブリッククラウドとシステム環境で様々なアプリケーションを構築および展開できるようにしたいという。Red Hat OpenShiftでは、システムの自律運用を容易にし、エンタープライズ要件を満たした堅牢なコンテナ実行環境を提供するとしている。
HPEは、オンプレミス、エッジ、またはコロケーション施設で実行できるサービスとして、デジタルトランスフォーメーションを推進するためのプラットフォームを提供するという。HPE GreenLake cloud services for Red Hat OpenShift Container Platformでは、Red Hat OpenShift Container Platformとマネージドサービスをオンプレミス環境における従量課金制サービスとして展開するとしている。
また、テクノロジーコンサルティングの分野においては互いの能力を補完し、強みを発揮できるようなプロジェクトフォーメーションを組み、顧客開拓および支援プロジェクトを提供していくという。
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