EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

テーマ別に探す

日本特有のITシステム構造がコスト変革の妨げに【Strategy&調査レポート】

  2021/02/16 15:48

 PwCネットワークの戦略コンサルティングチームStrategy&は、調査レポート「ITコスト変革で陥りがちな3つのアンチパターンと対応策」を発表した。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により経済の先行きが不確実とされるなか、企業組織においては、コスト削減を含めたコスト管理が優先課題の一つとなっている。同様にIT部門のマネジメントに関する最大懸念事項もITコストの管理および削減であることが、IDCの2020年に国内のITユーザーを対象に実施した調査によっても明らかになっているという。

 Strategy&が他の市場と比較し調査を行ったところ、ITコストの削減とデジタル化の推進に取り組む多くの日本企業にとって一つの壁となっているのが、長期にわたり情報システムの開発および運用を第三者プロバイダーにアウトソーシングするという日本国内特有のITシステム構造が挙げられるとしている。

 こうしたアウトソーシングには複数ベンダーや外注業者が関与し、また複数工程からなるウォーターフォール型のプロジェクト管理手法が用いられることが多く、アジリティと柔軟性よりもスコープとコスト管理が重視される傾向がある。

 本レポートにおいてStrategy&は、日本のこうした状況や傾向は国内企業がITコスト変革を起こすうえで妨げとなると考え、持続的に影響を与えるであろう3つの重要な問題点を挙げている。また、これら3つ問題点を「ITコスト変革に取り組む際に注意すべきアンチパターン(陥りやすい失敗のパターン)」として提示し、それぞれに推奨される対応策を紹介しているという。

【関連記事】
PwC Strategy&、量子コンピューターに関する調査レポートを公開 2種類の開発状況などを解説
PwC関連のStrategy&、調査レポート「COVID-19が日本の保険会社に与える影響」を発表
PwCネットワークのStrategy&、化学産業の調査レポート『サーキュラーエコノミー』発表

関連リンク

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

    「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。


All contents copyright © 2007-2021 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5