SAPジャパンとクアルトリクスは、我孫子市が、日本の自治体として初めてクアルトリクスの「Qualtrics CustomerXM」を活用し市民向け調査を開始したことを発表した。同市は、SAPジャパンが開発した「特別定額給付金問い合わせWebサービス」を利用したことでテクノロジーの活用が大業務効率化をもたらすことを実感し、市民満足度調査にテクノロジーを活用することを決定したという。
我孫子市は平成27年から約300名の「我孫子eモニター」を募集し市民の声を聴く調査を実施していたが、メールや紙の配信や調査結果の集計・分析には莫大なマンパワーを要したとしている。
そこで、Qualtrics CustomerXMを活用して市民満足度を調査。テクノロジーを活用することで業務の効率化を図ると同時に、分析が今後の政策を決定する上で有益な情報となるかを調査。また偏りなく様々な属性の市民から回答が集まるかなどを確認し、今後の調査のあり方を改善していく予定だという。
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