米現地時間2月18日、CrowdStrikeは、Humioの買収に合意したことを発表した。調整後の合意事項に基づき、CrowdStrikeは約4億ドルでHumioを買収する予定だとしている。今回の買収契約は、慣習的な買収完了条件に従い、CrowdStrike会計年度の第1四半期中に完了する予定。
Humioのデータ取り込み・分析プラットフォームを統合することで、CrowdStrikeは、コンテキストに基づいた詳細なインデックスフリーのXDRを実現することが可能になるという。同社は、Humioのネイティブ機能により、高度化するDevOpsやDevSecOps環境内の課題も含め、企業が抱えるITの課題に対処するCrowdStrikeプラットフォームの機能を強化するとしている。
両社は、コンテキストに基づいたデータによって、サイバーセキュリティ分野だけでなく、それ以外の分野でも、企業が抱える問題の解決をサポートするというビジョンを共有している。CrowdStrikeはファーストパーティーとサードパーティ、両方のデータを読み込み分析する機能などにより、データプラットフォームを継続的に革新し、実世界における顧客の問題を解決するという。
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