SoftwareONE Holding(以下、SoftwareONE)とマイクロソフトコーポレーション(以下、マイクロソフト)は、長年の信頼関係を基に、Microsoft Azure上のアプリケーションサービスおよびSAPの成長をグローバルに加速するための戦略的提携に合意したことを発表した。
SoftwareONEは、マイクロソフトとの事業計画およびその期間に予想される収益成長に合わせ、2023年末までに最大5,000人のスペシャリストを追加で雇用・トレーニングすることにより、アプリケーションサービスおよびSAP on Azureの組織的能力を拡張するという。マイクロソフトはSoftwareONEに実践的な開発のための投資・トレーニング・認定・およびエンジニアリングエンゲージメントを提供するとしている。
また、マイクロソフトとの関係を深め、「WebアプリケーションのMicrosoft Azureへの最新化」というMicrosoft Advanced Specializationの資格を取得することで、顧客のアプリケーションのモダナイゼーション戦略の構築と実施をサポートするという。
SoftwareONE SAPサービス事業 グローバルオーナー Daniel DaVinci氏は、「今回のマイクロソフトとの契約は、当社のSAP on Azureセンターオブエクセレンス、SAPサービスアクセラレータ、マネージドプラットフォームの提供を世界規模で拡張し、さらに発展させる絶好の機会となります。これにより、お客様が最新のSAPシステムのためのAzureクラウドプラットフォームのメリットを実現するための確実な道筋を提供することができます」と述べている。
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