アカマイ・テクノロジーズ(以下、アカマイ)は、トランスコスモスがアカマイのクラウド型ID認識型プロキシソリューション「Enterprise Application Access(以下、EAA)」と、クラウド型標的型攻撃対策ソリューション「Enterprise Threat Protector(以下、ETP)」を採用し、ゼロトラスト・セキュリティに基づいたアクセス制御環境を構築したと発表した。
本導入の結果、トランスコスモスは生産性を維持しながら安全なリモートアクセスを実現。まずEAAとETP運用におけるPoCを実施した後で、最終的には以下の点が評価され、導入に至ったとしている。
- 管理性:統合管理コンソールによって、ユーザーIDごとにシンプルな制御が可能
- セキュリティと運用性の両立:脅威インテリジェンスによって新たな脅威ドメインやURLの情報が自動更新。これにより、運用管理負担も軽減
- EAA/ETP連携による脅威対策の自動化:脅威リスクを検知した端末の接続遮断を自動化するDevice Posture機能により、リスク対策を迅速化
- スケーラビリティ:インターネット上に分散配置されたエッジプラットフォームを活用し、SASEへの発展が可能
【関連記事】
・アカマイ・テクノロジーズ、情報窃取を防ぐ「Page Integrity Manager」をリリース
・日立ら3社、ドコモ・システムズのゼロトラストテレワーク基盤を共同で構築
・グローバルと比べて遅れも――Okta「アイデンティティを中心とするゼロトラスト導入実態調査」