SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

不審と報告されるメールの3分の1がフィッシングメール――エフセキュア調査

 F-Secure(以下、エフセキュア)は、フィッシングメールに関する調査結果を発表した。

 2021年上半期、エフセキュアの「Microsoft Office 365」向け不審メール報告用プラグインを使用している企業の従業員のうち約3分の1から、合計20万通以上のメールが分析対象として報告。同期間中、それらのアクティブユーザーは一人平均2.14通のメールを提出していたという。

 分析結果によると、ユーザーがメールを報告する理由として最も多かったのは「不審なリンクが含まれている」であり、59%のユーザーが理由に挙げている。それに続くのが「誤った/予期しない送信者からのものである」の54%、「スパムの疑いがあると」が37%だったという。また、34%のユーザーが「ソーシャルエンジニアリングの可能性がある」、7%が「不審な添付ファイル」を報告の理由として挙げているとしている。

 さらに、報告されたメールの99%が自動分析され、そのうち33%が実際にフィッシングメールであると判定。残りの1%についてはセキュリティ専門家が手作業で分析し、そのうち63%がフィッシングメールとの判定を受けたという。

 電子メールは、サイバー犯罪者がマルウェアを拡散するために使用する最も一般的な手法であり、昨年は感染ルートの半数以上を占めたとしている。不審なメールを積極的に報告することは、こうした問題への有効な対応である一方、マイナス面ももっているという。同コンサルティングディレクターを務めるRiaan Naude(リアン・ナウデ)氏は、セキュリティチームのスキルやケースの複雑さに応じて、フィッシング分析には15分から1時間程度必要だと指摘している。

【関連記事】
エフセキュア、月額課金設定の新サービス「F-Secure Elements」を発表
IQよりEQが求められるように【エフセキュア:CISOを対象とした調査】
エフセキュアの新CEOにヒンティッカ氏が就任 元Comptel、Nokia出身

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/14931 2021/09/09 13:14

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング