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日立、独cbsとの協業により日本企業のS/4HANAへの移行を支援

 日立製作所(以下、日立)と独cbsコーポレートビジネスソリューションズは、ビジネスパートナー契約を締結し、日本企業向けに既存の基幹システムからSAP S/4HANAへの移行サポートに関する協業を開始した。

 本協業により、両社は以下のサービスを提供するという。

経営情報可視化に向けた構想策定フェーズ

 Lumadaの顧客協創方法論「NEXPERIENCE」をベースとしたワークショップで業務のあるべき姿を描き、共有した上で、経営基盤のシステム刷新にフォーカスした構想策定を実施。システムアーキテクチャとデータ収集・活用プロセスの最適化に向けたロードマップを具体的に示すしている。

 構想策定にあたり、既存システムからSAP S/4HANAへの移行による影響を、機能面だけでなくデータの観点でも分析が可能。SAP S/4HANA Readiness Analysisを用いて、既存システムのマスターやコードの標準化レベル、データ蓄積状況などを解析することにより、将来的なデータ活用に向けた改善ポイントが明確化できるという。

SAP S/4HANAへの移行準備フェーズ

 SAP S/4HANA導入のために必要な準備として、段階的なクラウド移行やプロセス変革を支援。基幹システムとクラウドサービスを組み合わせた、運用に必要なマスターデータ管理やデータ連携の見直し、長期間利用されているSAP環境の事前のデータクレンジングについては、cbsのコンサルチームと連携して支援するとしている。

SAP S/4HANAへの移行・導入フェーズ

 経営基盤のデジタル化の目標達成に最適な手法でのSAP S/4HANA導入を支援。既存環境を有効活用するミックス&マッチやシェル構築、および複数あるSAP環境の統廃合においては、経営情報のデジタル活用に必要なデータのみを移行する選択的データ移行を実施するという。

 日立は、今回の協業を契機に、今後も製造業をはじめとしたクライアント向けにSAP S/4HANAなどの基盤ITシステムを積極的に提供していくとともに、Lumadaを活用して経営と現場、サプライチェーンをつなぎ、バリューチェーン全体の最適化やレジリエンスの価値向上に貢献するとしている。

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