TISは5月9日、Visaプリペイド機能を搭載した「ultra pay カード」を発行するULTRAの株式を取得し、連結子会社にしたと発表した。
今回のULTRAの連結子会社化により、決済のフロントエンド機能を獲得し、TISが持つ決済のバックエンド機能構築の強みと合わせた決済機能の一気通貫での組み込みを可能にするという。また、同社は「給与デジタルマネー払い」の解禁を見据えたペイロールカードの提供など多様な給与受け取りニーズに応えるFintechサービスを構想しており、ULTRAと同領域での連携も目指していくとしている。
ULTRAはTISの連結子会社となることで、会員獲得の強化や人員の拡充などを行い、事業の拡大を目指していくという。
ULTRAの概要
- 社名:株式会社ULTRA
- 所在地:東京都新宿区西新宿8丁目17番1号
- 設立:2018年12月25日
- 資本金:5億4500万円
- 代表取締役:竹谷 直彦
- 事業内容:Visaプリペイドカードを発行するアプリケーションの提供
【関連記事】
・キンドリルがTISとITインフラ領域で協業へ 第一弾として金融業界のプロジェクトに着手
・TIS、「デジタルウォレットサービス」に新機能追加 Visaなどのモバイル決済可能に
・TIS、中国のブロックチェーン技術企業Hyperchainと提携 金融IT分野での協業へ
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア