ドコモは6月9日、小規模店舗などにおいて電子マネー「iD」(以下、iD)による決済導入を容易にするため、Androidスマートフォン(以下、スマホ)をiDの決済端末として利用する実証実験(以下、本実験)を2022年6月8日(水)から開始したと発表した。
専用の決済端末や専用付属機器を購入することなく、スマホのみでiDによる決済を導入できることから、店舗では従来に比べて手軽かつ安価にキャッシュレス化の対応が可能になるという。
本実験の一環として、まず日本カードネットワーク(以下、CARDNET)が実証実験中のサービス「Tap on Mobile」に対応するとしている。
「Tap on Mobile」とは、市販のスマートフォンなどにCARDNETが提供する「Tap on Mobile」アプリをインストールすることで、非接触決済が利用可能となるサービスだ。
ドコモでは今後も、非接触で安心・安全な決済サービスの提供と、キャッシュレス・カードレス化による脱炭素へ取り組んで行くとしている。
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