調査によると、国内におけるデータセンターは稼働率が65%。ここ3年間、ほとんど変化していないことが明らかになった。IDGジャパンでは、「データセンターの新設・増設が、データセンター・リソースに対する需要増を吸収した結果」と分析している。
また、データセンターにおける課題は、「コスト」が最重要課題であり、回答者の約7割が「コスト」をデータセンターの「課題」に挙げているとのこと。
データセンターの技術に関しては、「仮想化」「クラウド・コンピューティング」「(データセンター)自動化」といったキーワードに関心が集中。
クラウドに関する調査では、データセンター事業者の約2割が、何らかのクラウド・サービスの提供に乗り出していることが明らかになったという。
調査報告では、周囲の期待値が高いクラウド・サービス事業者がどこであるかも調査。
IT系企業、およびユーザー企業がそれぞれ、どのベンダーのクラウド・サービスに期待を寄せているかも明確になっている。
【関連URL】
・IDGジャパン調査レポート「データセンター/クラウドに関する市場動向調査報告書」
http://www.idg.co.jp/expo/research/report/200907.html