オラクルは8月10日(米国時間)、AT&Tとの戦略的契約を更新したと発表した。
新たな5年契約は、AT&Tによる 「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning(ERP)」、 「Oracle Fusion Cloud Customer Experience(CX)」、 「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」、およびその他のOracle Cloudサービスの利用を基盤とし、以下を含むという。
- 「Oracle Cloud ERP」により、AT&Tが現在進めている財務およびサプライチェーンの変革の一環として、手動プロセスの排除が可能になる
- AT&Tの「Oracle Cloud CX」の利用を拡大し、 パーソナライズされたコンテンツでの顧客とのエンゲージメントにより、全体的なカスタマー・エクスペリエンスを向上
- OCIサービスは、AT&TにおけるITのモダナイゼーションとデータ・センターの統合をサポート
なお、AT&Tは、 オラクルの次世代クラウド・ソリューションと「Oracle Exadata Cloud@Customer X9M」の認定を行う予定だとしている。
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