SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

AcompanyとEAGLYS、LayerXがプライバシーテック協会設立 社会実装を促進へ

 8月24日、Acompany、EAGLYS、LayerXの3社は、プライバシーテック協会設立を発表した。

(右から)竹之内隆夫氏、今林広樹氏、高橋亮祐氏、中村龍矢氏
(右から)竹之内隆夫氏、今林広樹氏、高橋亮祐氏、中村龍矢氏

 デジタルデバイスやインターネット利用頻度の増加、DX推進などを背景に企業のデータ活用幅が広がっている一方で、パーソナルデータの活用においてはプライバシーへの配慮が不可欠であり、同意なきトラッキングなどが社会課題となっているという。同協会では、こうした課題に対して、プライバシーテックを前提にしたデータ活用を考えていくフェーズへ移行しているとする。会長を務めるAcompany 代表取締役CEO 高橋亮祐氏は「プライバシーテックが黎明期であるゆえに認知が十分に得られておらず、技術と法律の整理、議論が十分に進んでいません。そこで、プライバシーテックの社会実装に取り組んでいる3社でプライバシーテック協会を立ち上げました」と説明する。

プライバシーテック協会の活動内容
プライバシーテック協会の活動内容

 また、プライバシーテックにおいて5つの技術要素「匿名化・仮名化」「秘密計算」「差分プライバシー」「合成データ」「連合学習」を対象として推進。令和4年度の活動として、まずは秘密計算にフォーカスし、第三者提供や安全仮措置、漏えい時の対応などについて法的論点を整理するという。加えて、関係有識者団体との連携強化、法的論点の整理を踏まえた上での新たなルールメイキングの可能性や提言の実施が検討されている。なお、秘密計算研究会を通じてNTTやNECとの連携も徐々に始まっており、今後は一般社団法人化も視野に入れているという。

関連団体との連携案
関連団体との連携案

協会メンバー

  • 会長:Acompany 代表取締役CEO 高橋亮祐氏
  • 理事:EAGLYS 代表取締役社長CEO 今林広樹氏
  • 理事:LayerX 執行役員 兼 PrivacyTech 事業部長 中村龍矢氏
  • アドバイザー:竹之内隆夫氏
  • アドバイザー:ひかり総合法律事務所 パートナー弁護士 板倉陽一郎氏

【関連記事】
ZHD、「AI倫理基本方針」を策定 プライバシーを尊重しながらAIを安全に活用
LayerXのプライバシー保護技術、保険会社の自動車事故データに適用 交通安全や都市計画に活用へ
先端プライバシー保護技術で高度なデータ利活用を一層促進 LayerXがTMI P&Sと協業発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)

1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/16505 2022/08/24 13:55

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング