デル・テクノロジーズとウインドリバーは米国時間9月28日、新しい通信クラウドインフラストラクチャーソリューション「Dell Telecom Infrastructure Blocks for Wind River」を開発したと発表した。
同ソリューションによって、通信サービスプロバイダー(CSP)は、自社のクラウドネイティブネットワークの展開を加速。また、デル・テクノロジーズの通信パートナー認定プログラムによって、オープンテクノロジーのエコシステム内で自社製品を検証し、統合するプロセスを簡素化できるという。
具体的には、Dell Telecom Infrastructure Blocks for Wind Riverにより、通信サービスプロバイダーは、以下のことが可能になるとしている。
- 計画、設計、検証、調達、アップグレードプロセスの時間短縮
- Wind River Studioの展開および管理を自動化。ワークロード要件に対応しながら、一貫した通信グレード体験を提供
- 工場出荷時統合により、インフラストラクチャーの統合とワークロードに対応する環境への導入に要するコストと時間を削減。継続的な設計・統合テストにより、「導入2日目」以降の運用コストを削減する
- 応答時間および回復時間の保証オプションとともに、Wind River Studioを含むクラウドスタック全体について、指定のデル・テクノロジーズエキスパートへの24時間アクセスが可能。デル・テクノロジーズのサービスの予測的、事前対応的、事後対応的サポートによってアップタイムを最大化する
なお、「Dell Telecom Infrastructure Blocks for Wind River Studio」は、11月9日より全世界で提供開始予定だとしている。
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