米現地時間11月23日、デル・テクノロジーズは、2022会計年度(2021年2月~2022年1月)の第3四半期(2021年8月~2021年10月)の業績を発表した。
第3四半期の売上高は、前年同期比21%増の284億ドル、営業利益は前年同期比19%増の13億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年同期比5%増の29億ドルを記録。純利益は39億ドル、非GAAPベースの純利益は20億ドル、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は34億ドルだとしている。
また、営業活動で使用したネットキャッシュは33億ドル。希薄化後1株あたり利益は前年同期比351%増の4.87ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年同期比17%増の2.37ドルだという。
さらに、VMwareの第3四半期の売上高は、前年同期比10%増の32億ドル。当四半期の営業利益は、VMware売上高の26.3%となる8億3,700万ドルだとしている。
同CFO(最高財務責任者)トム・スウィート(Tom Sweet)氏は、「TTM(直近12ヵ月)ベースで営業キャッシュフローが130億ドルを超えるなど、当社は引き続き好調な業績を達成しています。現在の様々なデジタルトレンドが当社のビジネスにとって追い風になっていること、また当社の戦略および財務面の柔軟性を踏まえれば、今後の長期的な成長の見通しは楽観視できると考えています」と述べている。
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