SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

サッポロビール、「AI需要予測システム」を運用開始 予測精度約20%上昇を確認

 サッポロビールは、ビールやRTDの出荷における「AI需要予測システム」を、7月1日から本格的に運用開始した。

 同システムは、日鉄ソリューションズの支援を受けて開発したもの。商品発売の約16週間前から需要予測を開始し、受注状況や販売状況などを反映しながら、出荷量を予測するという。これまで人が担っていた需要予測を人とAIが協働することで、在庫を最適化し、顧客のニーズに応えられるサプライチェーンの構築につなげるとしている。

AI需要予測システムイメージ図<br/>[画像クリックで拡大表示]
AI需要予測システムイメージ図
[画像クリックで拡大表示]

 なお、同社では、2022年10月からデータ分析・試験モデル作成に着手し、2023年3月までの6ヵ月間で、ビールやRTDの限定品などを中心に約40アイテムでAIの機能検証をしてきた。検証開始当初は人の予測精度に敵わなかったAIも、学習を重ねることで、検証終了時点には人だけの予測精度よりも人とAIが協働した予測精度は約20%上昇したため、本格運用開始を決定したという。

 同社は今後も、DX・IT人材育成プログラムや日鉄ソリューションズからのスキルトランスファーを通して、DX人材の育成とAIとの協働を実現させるとしている。

【関連記事】
LIXIL、AI需要予測ソリューションを採用 PwCコンサルティングが支援
「全日食チェーン」の物流業務に需要予測システムを導入 DATAFLUCTの機械学習サービスなど活用
「丸亀製麺」の国内全823店舗に富士通の「AI需要予測サービス」を導入

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/18005 2023/07/04 12:10

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング