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LIXILが「OutSystems」を共通開発基盤として採用、営業支援システムを約半年で刷新

 OutSystemsジャパンは、LIXILが、ローコード開発プラットフォームである「OutSystems」を、共通開発基盤として採用したことを発表した。

 LIXILでは、アプリケーションの開発・運用手法の改革にあたり、システム開発を外部に頼らず内製化していくという方針のもと、2017年からOutSystemsを採用。内製化に向けて初めに取り組んだのが、システムの大規模化や複雑化、保守開発の属人化が課題となっていた既存システムの刷新だったという。

 パッケージによる再構築では柔軟性が、フルスクラッチでの開発ではコストや開発期間が課題となっているため、大規模かつ複雑なシステム開発が可能なOutSystemsを採用した。OutSystemsはアジャイル開発との親和性が高く、ビジュアルモデリングによる開発環境により、自由度の高い開発と業務の属人化の解消を実現したとしている。

 また同社は、2020年にOutSystems活用を統括する組織である「CoE(Center of Excellence)」を設け、開発運用を進められる体制を構築。OutSystemsにおける開発者の育成と環境整備を進めるため、初級開発者になるためのオンボーディングプログラムの用意や、情報共有やOutSystemsに関する情報ポータルサイトの更新、社内SNSを通じた問い合わせに対応しているという。

 こうした取り組みの中で、LIXILは、2022年に国内の全営業担当者が利用する営業支援システムを約半年という短期間で刷新。試算ベースで数億単位の開発コスト、運用コスト、ライセンスコストの削減を実現したとしている。

 同社は今後も、システムの内製化を推進し、工場で使用するアプリのほか、消費者向けなどの社外向けアプリの開発にも取り組んでいく方針だという。

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