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ベネッセ、「進研ゼミ 中学講座」のサイト制作に生成AIを活用 コスト4割減、制作期間の短縮などの成果

 ベネッセホールディングス(以下、ベネッセ)は、生成AIを活用した「次世代型Webサイトプロジェクト」においてPoCを実施し、その成果を発表した。

 同プロジェクトは、メンバーズ、ビービットと共同で2023年7月に開始。約3ヵ月のPoCでは、進研ゼミ 中学講座のサイト制作において、生成AI並びにノーコードツールを導入した。業務プロセスを抜本的に見直すことで、コスト4割削減、8週間から3週間への短納期化、人数体制7割減の成果が見られたという。これにより、11月より新体制による制作・運用に段階的に移行する。次年度には、「進研ゼミ」におけるWebサイトの業務プロセスを全面的に改革する予定だ。

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 同プロジェクトの新運用体制と成果は以下の通り。

  • テクノロジーを活用し、業務プロセスを再構築:運用業務、改善施策PDCAを実行するため、最適なソリューション(生成AI、ノーコードツール、画像制作ツール、プロジェクト管理ツール)を組み合わせ、運用を高度化
  • ライティング業務の自動化:顧客にとってわかりやすい説明文や、適切なワードを生成AIにより自動生成。また「Webに最適なコピー」を生成するAIを開発したという。これにより、担当者のスキルによるばらつきをなくし、短納期でクオリティが担保されたコピー開発が可能だとしている
  • デザインテンプレートの導入:専門知識がなくても、事前に設計されたWebに最適なデザインを組み合わせることで、サイト制作が可能
  • ノーコードCMSの導入:Excelで作成したワイヤーからhtmlを作成する業務フローをなくし、Webサイトの現物をそのまま修正できる「ノーコードCMS」を導入
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