Red Hatは米国時間11月6日、「Red Hat Device Edge」の一般提供を発表した。
Red Hat Device Edgeは、IoT(モノのインターネット)ゲートウェイ、産業用制御装置、スマートディスプレイ、POS端末、自動販売機、ロボットといった遠方のエッジに置かれ、リソースに制約のあるデバイスに、一貫性のあるプラットフォームを提供することを目的に作られているという。
今回の一般提供より、Red Hat Device Edgeには「Red Hat Ansible Automation Platform」が含まれるとしている。これにより、数百から数千に及ぶサイトやデバイスに対して一貫した管理を行えるようになるとのことだ。詳細な機能は以下の通り。
- 最小限のフットプリント:リソース制約の厳しい小型デバイスにも、ワークロードの展開を可能にする
- ひとつのエッジ/プラットフォームで、2種類のデプロイメント/オプションを提供:個々のエッジのニーズに対応可能
- 運用エクスペリエンスの一貫性:エッジに対しても、一元化された環境内で同じツールとプロセスを使用できる
- ワークロードへの対応を強化:ベアメタルから、仮想化、コンテナ化、Kubernetesベースまで、いずれのアプリケーションでもそのデプロイと管理をサポート
- 自動化によりデプロイを簡素化:ハードウェアやソフトウェアが異なる環境に、数百台から数千台に及ぶデバイスが配置される場合でも、それらを監視できるようにする
また同ソリューションでは、「Ansible Automation Platform」の機能が加わり、IT自動化の能力も併せて提供されるようになっているという。
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