メルカリは、スキマ時間を活用して働ける求人プラットフォーム「メルカリ ハロ」を通じて、2024年初春に単発・短時間の雇用契約による新しい働き方を提供するスポットワーク事業へ参入することを発表した。
スポットワーク事業では、人手不足という社会課題と、その中で拡大しているスポットワークへの需要に対して、フリマアプリ「メルカリ」を通じて仕事を探せる体験を提供する。将来的には、メルカリが展開しているモノの循環、決済、与信といった既存事業と組み合わせ、働いた給与を「メルペイ」で受け取り、メルカリや買い物での決済や「メルカード」の支払いに活用する、「働く」ことで得た“信用”を実績としてメルカリに蓄積していくといったシナジーの創出を目指していくという。
メルカリ ハロは、2024年初春に首都圏の一部エリアからのサービス開始を目指して開発を進め、順次全国へと展開。今後の展開にあたっては、既存事業とのシナジーを追求していく方針だという。グループ会社のメルペイを通じて、給与デジタル払いを実現し、メルペイで給与を受け取れる体験を提供することを目指すとしている。
なお、サービス開始に先駆け、11月13日よりメルカリ ハロで働く人を募集したい求人募集パートナーの先行受付を開始するという。
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