ServiceNowは米国時間11月29日、Amazon Web Services(AWS)と5年間の戦略的協業契約(SCA)を締結したことを発表した。
同契約締結によって、ServiceNowプラットフォームとそのソリューションスイートは、2024年初頭からAWS Marketplace上でSoftware-as-a-Service(SaaS)サービスとして利用可能になるという。AWS Marketplaceは、独立系ソフトウェアベンダーによる何千ものソフトウェアリストを掲載したデジタルカタログ。AWS上で動作するソフトウェアの検索、テスト、購入、展開を容易にするとしている。
加えて両社は、業界それぞれに根差したAIを搭載したビジネスアプリケーションを共同で開発するという。AWS上でホストし、AWS Marketplaceにて提供し、重要なビジネスワークフローにインテリジェンスを追加するとのことだ。
また、この協業によって顧客はパフォーマンスの最適化、アジリティ(俊敏性)の維持、インフラストラクチャ管理における効率的な環境の利用が可能になるとしている。両社は、製造、サプライチェーン、コールセンター、クラウドトランスフォーメーションのユースケースの変革に重点を置き、生成AIエンジニアリングの専門知識を新たな自動化アプリケーションに応用していくという。
【関連記事】
・農林中央金庫、ServiceNowを活用した汎用ワークフローを実装 グループ社員約6,000人が利用
・ServiceNowとデロイト、テクノロジー業界へキャリアチェンジを目指す女性を募集中
・SnykとServiceNow、SBOMの脆弱性インテリジェンスを提供するソリューションを発表