セールスフォース・ジャパン(Salesforce)は、資生堂インタラクティブビューティー(以下、SIB)が、資生堂グループのIPSA公式サイトに「Salesforce Commerce Cloud」(以下、Commerce Cloud)のコンポーザブルストアフロントを採用したと発表した。
資生堂グループでは、グローバル標準のEコマースサイト基盤としてCommerce Cloudを採用している。同社のIPSA公式サイトのリニューアルプロジェクトを担うSIBは、CXの向上とアジャイルな改善の実施を目標に掲げ、コンポーザブルストアフロントの導入を決定。2023年8月に導入を開始し、2024年1月30日より本格稼働しているという。
コンポーザブルストアフロントにより、フロントエンドとバックエンドが分離されたシステムを構築することで、ヘッドレスコマースの柔軟性と俊敏性が実現。顧客がサイトのトップページを訪れ、商品を見つけ、最終的に決済を完了するまでの一連のCXを改善できるという。将来的には、「Einstein」などのAI機能も活用する予定だとしている。
導入プロジェクトの初期段階では、IPSA公式サイトのトップページがコンポーザブルストアフロントによって構築された。今後、主要なページを順次新技術に置き換え、ほぼすべてのページを刷新するとともに、他ブランドでの展開も視野に入れているという。
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