SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Security Online Day 2024 秋の陣

2024年9月25日(水)・26日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

Netskope、OpenAI「ChatGPT Enterprise」と統合 データガバナンス強化へ

 Netskopeは米国時間7月18日、Netskope Oneと、OpenAIのChatGPT Enterprise Compliance APIとの統合を発表した。

 この統合により、生成AIアプリケーションを使用する企業組織のセキュリティおよびコンプライアンスを補強するAPIコントロールが提供されるようになるという。Netskope Oneプラットフォームはアプリケーションの可視化、強力なポリシー施行、高度なデータセキュリティ、包括的なセキュリティポスチャ管理など、強化されたセキュリティ機能を組織に提供するとしている。

 Netskopeの最近のレポートによれば、生成AIアプリケーションのユーザー使用率は昨年と比べて3倍以上に増加しており、AIの導入が急増している今、企業はデータ保護戦略を再評価すべきである、と警告。生成AIユーザー1人当たりの平均アクティビティ量も2倍に増加しているという。

 Netskopeのグローバルパートナーエコシステム担当シニアバイスプレジデントであるアンディ・ホロウィッツ(Andy Horwitz)氏は、次のように述べている。

 「Netskope OneプラットフォームとOpenAIの先進的な機能を備えたChatGPT Enterpriseを統合することによって、Netskopeは生成AIツールを採用する企業の皆さまに包括的なセキュリティソリューションを提供し続けます。今回の統合は、AIの導入が加速する中で、機密データの管理とコンプライアンスへの対応に必要なツールを企業に提供する、という私たちのコミットメントを強化するものです」

 NetskopeとChatGPT Enterpriseの統合による主な利点は以下のとおり。

  • コンプライアンス遵守:50以上のコンプライアンスのテンプレートと3,000以上のデータ識別子によって、企業は機密データに関するデータ漏えい防止(DLP)およびコンプライアンスポリシーの施行を強化し、GDPR、HIPAA、GLBAなどの企業コンプライアンスへの対応をサポートできる
  • 高度な検知と機密データの保護:帯域外の可視化と制御によって、個人情報(PII)や知的財産(IP)などの機密情報の保護を支援。また、継続的なデータスキャンによって機密データの漏えいをほぼリアルタイムで特定し、対応することができるほか、ユーザーは機械学習(ML)や光学式文字認識(OCR)などの高度で正確なDLP技術を活用し、通常では識別が困難な機密情報も見つけることが可能
  • 脅威からの保護:マルウェア検出のためのMLモデルは、従来のシグネチャやヒューリスティクスの手法、サンドボックス技術を補完し、ほぼリアルタイムで潜在的な脅威を特定することで、さらなるリスク修正を行う

【関連記事】
Netskope、Google Workspaceのセキュリティアライアンスに参加 セキュリティおよびデータ保護の強化に貢献
Netskope、生成AIを搭載したCASBを発表 セキュリティリスク分類の速度と精度を向上へ
2024年3月のサイバー脅威統計 上位のマルウェアファミリーTOP10──Netskope調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/20089 2024/07/23 16:30

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング