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ロールス・ロイスのパワーシステムズ部門、IFS Cloud導入で業務プロセスの最適化とデータドリブンを実現へ

 IFSは、ロールス・ロイスのパワーシステムズ部門がIFS Cloudの導入を選択したと発表。グローバルなサービス運用を最適化し、効率性、持続可能性、成長という戦略目標の達成に向けた選択だという。

 ロールス・ロイスのパワーシステムズ部門は、ドイツのフリードリヒスハーフェンに本社を置き、世界中で約1万人の従業員を擁している。製品ポートフォリオには、船舶、発電、重量陸上車両、鉄道車両、防衛車両、石油・ガス産業向けのmtuブランド高速エンジンおよび推進システムのほか、ミッションクリティカル、待機時および連続電力、熱と電力の複合発電、マイクログリッド向けのディーゼル、ガスシステムおよびバッテリーコンテナが含まれており、気候変動に左右されないソリューションの開発に取り組んでいるという。

 同部門は、ソリューションプロバイダアプローチへの移行の一環として、サービスレベルアグリーメント(SLA)の達成とスケジューリング効率を向上させるソリューションを求めていたという。

 IFS Cloudのプランニング、スケジューリング、最適化(PSO)モジュールを使用することで、ロールス・ロイスのパワーシステムズ部門は、サービスデータの可視性を向上させ、長期メンテナンス契約を拡大し、スペアパーツの売上を増加させることが可能に。この最適化により、スケジューリングとエンジニアの配置が改善され、初期修理率が向上すると同時に、保有するエンジン全体のSLAを一貫して満たせるとしている。

 同時に、What-If Scenario Explorer(WISE)を通じて提供されるIFS Cloudのシミュレーション機能は、顧客の計画プロセスを強化するとIFSは述べている。リソース割り当て、メンテナンススケジュール、キャパシティ計画の様々なシナリオをモデル化することで、課題を予測し、リソースの使用を最適化し、SLAとの整合性を高めることが可能に。加えて、需要の変動、技術者の可用性、部品供給などといった'what-if'状況をシミュレーションすることで、ロールス・ロイスのパワーシステムズ部門は、プロアクティブでデータドリブンな意思決定を行えるようになるとのことだ。

 計画と配車プロセスの大部分を自動化することで、手作業での介入の必要性が減り、新しい配車担当者がリソース割り当てを迅速にマスターし、サービスアポイントメントを管理し、スケジュールを調整できるようになるという。

 また、IFS Cloudは、エンジンのパフォーマンス、リソースの可用性、サービスニーズに関するリアルタイムのインサイトを提供し、パワーシステムズ部門のグローバルオペレーションにおけるメンテナンスと交換のプロアクティブな管理を可能にすると述べている。

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