アステリアは、企業データ連携(EAI/ESB)製品の「ASTERIA Warp」(以下、Warp)と、LINE WORKSが提供する「LINE WORKS」の連携機能を担う専用アダプター「LINE WORKS アダプター」の提供を開始し、同社との協業をさらに強化すると発表した。
LINE WORKSは5月に、LINE WORKS上でのチャットボットの作成や通知機能を強化するリアルタイム連携アプリ「Incoming Webhookアプリ」の提供を開始。複雑な設定や専門知識がなくても、各種外部サービス・システムからの通知をリアルタイムでトークルームへ反映することが可能になったという。
そこで、アステリアでは、このシステム連携をさらに効率化するため、Warpの「LINE WORKS アダプター」を開発。Incoming Webhookアプリに、サードパーティー製品として初めて対応したという。
このアダプターにより、クラウドサービスを含めた各種社内システムとLINE WORKSがノーコードで連携できることで、開発工数を削減。LINE WORKSのトークルームに、社内システムからの情報を自動的に送信することが可能になるという。たとえば、クラウドサービスなどで入力された受注情報、システムエラーなどのアラート情報、メールの到着など、指定された情報をトークルームに自動で通知することが可能だとしている。
LINE WORKSアダプターの概要
- 名称:LINE WORKSアダプター
- 主な機能:ノーコードでLINE WORKSにメッセージを自動配信
- 価格:無償(別途ASTERIA Warp本体料金が発生)
- 対応商品:ASTERIA Warp/Warp Coreシリーズ全エディション(ASTERIA Warp 2406 以降)
【関連記事】
・静岡銀行ら3者、「生成AIチャットボット」開発に着手 Snowflake活用し銀行営業活動を効率化へ
・北國銀行、コンタクトセンターの業務効率化と品質向上に「PKSHA Speech Insight」導入
・損害保険ジャパン、生成AIが回答案を自動生成するシステム「おしそん LLM(仮称)」のトライアル開始