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ANA・日立・京成電鉄・京急電鉄、Universal MaaSの実証開始 空港からの移動をスムーズに

 全日本空輸(以下、ANA)、日立製作所(以下、日立)、京成電鉄、京浜急行電鉄(以下、京急電鉄)の4社は、ANAが提供する「一括サポート手配」サービスと日立が提供する「移動制約者ご案内業務支援サービス」を活用した実証実験を行うと発表した。

 同実証実験は、車いすユーザーや視覚に障がいのある人など、サポートが必要な人の移動をスムーズにすることを目的としたUniversal MaaSの一般公開実証実験。一括サポート手配と移動制約者ご案内業務支援サービス(事前受付オプション)が連携し、顧客が航空と鉄道のサポート依頼を同時に行えるという。また、航空と鉄道を同時にサポート依頼した際の課題抽出・解決策の検討に重点を置いて、実証を進めていくとしている。

実証実験の目的と内容

  • 実施概要:
    • 事前同意を得たモニター(顧客役)が一括サポート手配サービスを利用
    • 当日は事業者からの案内に従って交通機関を利用
    • 終了後、モニターに有用性を調査するヒアリングを実施
  • 検証内容:
    • ANA
      • サービスの一般公開を通じて新たな課題抽出を行う
      • 業界横断の業務改善効果を検証
    • 京成電鉄
    • 京急電鉄
      • 情報事前把握によるサービス向上の確認
      • 駅係員業務の効率化に向けたルール検討
    • 日立
      • 移動制約者ご案内業務支援サービス(事前受付オプション)と一括サポート手配のデータ連携機能の実装
      • データ連携機能とサービスオプション機能(駅係員アプリ)の動作検証
      • サービスオプション機能(駅係員アプリ)の鉄道事業者への試験提供
  • 事前手配可能経路:
    • ANA:ANA国内線全路線(コードシェア便も一部対象)
    • 京成電鉄:成田空港駅(成田第1ターミナル)発
    • 京急電鉄:羽田空港第1・第2ターミナル駅(第2ターミナル側)発
      • ANA便と鉄道のサポートを一括で依頼できるだけでなく、航空のみや鉄道のみを依頼することも可能
      • 鉄道事業者へは対象の出発駅に情報を共有し、到着駅では通常の駅業務にのっとりサポートを実施
      • (到着駅が他社線の場合は実証実験の対象外)
  • 実施期間:
    • 事前手配受付期間:2025年2月18日~2月28日
    • 手配対象期間:2025年2月22日~3月28日
    • 移動日の1ヵ月前から4日前の18時まで受付
  • 実証実験の参加条件:
    • サポートを必要とする顧客の利便性向上と駅係員業務負担軽減に向けた課題抽出・解決策検討のための実験であることに同意すること
実証実験の全体イメージ図[画像クリックで拡大]
実証実験の全体イメージ図[画像クリックで拡大]
一括サポート手配のイメージ図[画像クリックで拡大]
一括サポート手配のイメージ図[画像クリックで拡大]

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