2025年10月16日、トヨクモクラウドコネクト(以下、TCC)は、千葉県野田市役所にて、同社のリスク分析サービス、ガバナンス構築支援サービス、ガバナンス監視システムが導入されたと発表した。

野田市では全庁的なDX推進にあたり、少人数による管理体制でも安全に運用できる仕組みづくりが課題となっていた。今回の導入により、自由なアプリ活用とセキュリティガバナンスが両立でき、持続可能な運用体制を実現するとのことだ。
サービスの概要
- リスク分析サービス:「kintone」の運用状況を診断し、情報漏洩や設定不備など潜在的なリスクを洗い出すサービス。専門知見に基づき、権限設定やアプリ設計の盲点を可視化し、組織が抱えるリスクを定量的に把握できる
- ガバナンス構築支援サービス:安全にkintoneを活用するためのルール策定を支援するサービス。導入実績に基づいたベース案を提示し、各組織の状況に応じたガバナンスルールを担当者との議論を通じながら整備できる
- ガバナンス監視システム:策定したルールが守られているかを自動的に監視するシステム。アプリ設定変更や操作ログをリアルタイムにチェックし、違反を検知した場合は管理者へ通知する
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