NTTデータNCBとNTTデータ コーテックは、福岡を拠点とする両社の連携を強化し、福岡市にて金融システム向けの開発拠点「F2-LAB」の新設を発表した。
同拠点では、NTTデータNCBの金融システム構築におけるノウハウと、NTTデータ コーテックのAI技術・ソフトウェア開発力を融合し、AIを活用した高生産性な開発モデルの確立とコスト効率の向上を目指すとのことだ。
取り組みの概要
1. 福岡を拠点とする両社が連携した開発体制の構築
- NTTデータNCBが有する、地域金融機関を中心とした金融システム構築・運用の実績と業務知見を基盤とし、要件定義・アーキテクチャ設計・品質管理など、金融特有の高度な領域をリード
- NTTデータ コーテックは、アプリケーション開発・検証における技術力と、エンジニアリング生産性の向上に関するノウハウを提供し、両社合同の開発体制を構築
2. 金融システム向けに特化したAI活用型開発の推進
- コード生成支援、テスト自動化、設計書・仕様書の自動要約・整合性チェックなど、ソフトウェア開発プロセス全体にAIを組み込むことで、開発リードタイムの短縮と品質の安定化を図る
- 金融システム特有の高い信頼性要件に対応するため、AI活用と人によるレビュー・ガバナンスを組み合わせた「金融向けAI開発標準プロセス」をF2-LABに蓄積していく
3. 生産性向上と単金効率化を実現する開発モデル
- AI活用による工数削減に加え、工程の標準化・テンプレート化・ツールチェーンの共通化を進めることで、プロジェクト横断での生産性向上を図る
- 首都圏での開発案件に対して、F2-LABを有効に活用し、首都圏における人件費・委託費の高騰の影響を抑えつつ、競争力の高い価格と安定した品質の両立を図る
4. 福岡の人材面での強みを活かした体制強化
- 福岡エリアの大学・専門学校などとの連携や、Uターン・Iターン(地方から都市部、都市部から地方への転職・就職)人材の採用を強化し、金融×AI開発に強みを持つエンジニア集団の育成・確保を進める
- 若手からベテランまで多様な人材が活躍できる環境を整備し、長期的なキャリア形成が可能な「福岡発の金融システム開発拠点」として地域への定着を目指す
今後の展望
両社は、福岡開発センターで確立したAI活用型開発モデルを、将来的には全国の金融機関向けシステムおよび他業種のWEB・アプリ開発へと展開していくことを想定しているとのことだ。また、福岡における人材・技術・ノウハウを結集することで、地域金融機関をはじめとした企業のDX推進や、福岡地域のIT産業に貢献していくと述べている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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